ラリー競技中にナビゲーターが行う仕事は、大きく分けると次の5つです。
・オフィシャルから出された指示をドライバーに伝える
・コマ地図と呼ばれる地図を見てドライバーを導く
・オフシャルから与えられた指示速度をラリーコンピューターに入力する
・チェックポイントで、チェックカードを受け取り、ラリーコンピューターに入力する
・ペースノートを使用して、コーナーやきつさや路面状態をドライバーに伝える
具体的にどのように仕事をするのかは順を追って説明しますが、
大きく分けると上記の4つになります。
どの仕事もラリーでは非常に重要な仕事になります。
ドライバーが実力を発揮できるかどうかはナビゲーターにかかっていると言えます。
地図を見てそれをドライバーに伝え間違えるとリタイアやコースアウトに
つながってしまいますし、ラリーコンピューターへの入力を誤ると、
ドライバーがどんなに速く走っても他の区間で大きな減点をもらい
上位に入賞することが出来なくなってしまいます。
ペースノートを使用するラリーの場合、誤った情報を伝えてしまうと
衝突、転落など命に関わる重大なトラブルへと発展してしまいます。
このようにラリーの場合、ナビゲータの仕事が基本にあった上で、
ドライバーの速さが求められる競技なので、ナビゲーターのレベルが低いと、
競技に勝つことはできません。
速いドライバーになればなるほど、優秀なナビゲーターを必要とします。
是非、「速いドライバー」に求められるようなナビゲーターを目指してください。
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