日本国内ラリーで使用される「コマ地図」を理解しよう!!
ラリーは今までにも説明した通り、一般公道で開催されるモータースポーツです。
走行距離はそのイベントにもよりますが、150km以上ありサーキットと違い、
交差点や分かれ道などがあり、どのように走るのかを全て覚えることは、
地元の人間でもない限り、かなり難しいことになります。
その為に、走る道のりを示した地図が主催者から与えられます。
ドライバーはナビゲーターから地図の情報や道順を伝えて貰うことになります。
ラリーの結果表を見ると「リタイア」という結果を目にすることがありますが、
これは、車両のトラブルやドライバーが車を壊してしまう以外に、
ナビが地図を伝え間違えた結果、ミスコースしチェックポイントと呼ばれる
主催者の計測地点到着予定時刻に大幅に遅れてしまいタイムオーバーとなり
リタイアとなってしまうケースもあります。
基本的に地図を見るのはナビゲーターの仕事になりますが、
ナビゲーターが計算や簡単な車両トラブルの修繕で手が離せない時などに、
ドライバーが地図を見て走行することもありますので、
ドライバーも「コマ地図」がどのような物かを理解しておく必要があります。 |